作りかた 胸パーツ2
仮面ライダーゼロワンのコスプレ衣装の作り方、胸パーツ2です。
前回の記事はこちら
作りかた 胸パーツ1 - 初心者がゼロワンのコスプレ衣装を作ってみました
パーツ2、パーツ3
1.上記画像のような形のデザインを描き、工作用紙に写す。
2.パーツ2と3の型紙をコスプレボード5㎜に写し、切り出す。
3.パーツ2に立体感を出すため、縦半分に少し曲げる作業をします。
縦半分にするように、縦に線を描く。(裏側に描く)
4.その線に沿ってカッターでV字に切れ込みを入れる。
5.切れ込みにG17ボンドを塗り、山形に折るようにくっつける。
(パーツ1で行った作業と同じ要領です)
6.山形になったパーツ2をパーツ3に乗せ、G17ボンドで接着する。
パーツ4
1.デザインを描き、工作用紙に写して型紙を作る。
2.コスプレボード5㎜に写して切り出す。(片側2個、計4個作る)
3.G17ボンドで貼り合わせる。
※最初はコスプレボード10㎜を切り出す方法で作ったのですが、上手くいかなかったので5㎜を2個作って貼り合わせる方法で作り直しました。
理由:10㎜だと分厚いので細かい所が切りにくく、断面がボロボロになったため。
塗装する
パーツ1~4を塗装する。
ジェッソ4~5回、黄色絵の具2回、造形トップを2回塗りました。
パーツ5
黒い土台となるパーツ5を作ります。
コスプレボードを切り出す
1.パーツ1~4をバランスよく配置し、裏にマスキングテープを貼って仮組みする。
2.工作用紙の上に仮組みしたパーツを置き、全体の輪郭を写す。
※パーツ同士をくっつける為の土台なので、細かい部分は不要です。(下の画像の黒い部分をご参考に)
3.描いた輪郭より、少し内側で切りとる。(少し内側を切るのは、表にはみ出しすぎないようにするため)
4.3に仮組みしたパーツを乗せてみて、大きさがちょうどよければコスプレボード10㎜に写して切り出す。
多少はみ出ても大丈夫ですが、あまり大きくはみ出さないようにした方が目立たなくて良いです。
裏側。この黒い部分が土台です。
土台の中心を高くする
胸パーツは、正面から見ると分かりにくいですが実は中心がかなり盛り上がっています。はと胸に似たイメージでしょうか。
胸パーツ中央(赤い部分)を頂点としてなだらかな山型にすることで、立体感が出てカッコいいアーマーになります。
そこで、中心の高さを上げる作業をします。
(特に幼児はお腹がぽっこりしており、わりとピッタリめのシャツを着るのでお腹が目立ちます。
お腹ぽっこりの仮面ライダーも可愛いのですが、胸パーツをかさ上げすると、体形補正にも役立ちます)
どれくらい高さを上げるか決める
1.土台の上に仮組みしたパーツを乗せ、仮組みパーツの下にコスプレボードの端材(余ったコスプレボードを小さく切ったもの)を一枚ずつ差し込み、積み重ねていく。
・端材の大きさ・・・胸パーツ中央の赤い部分より一回り大きい長方形。
・端材の位置・・・パーツ1とパーツ2の端が、端材に乗っかるようにします。
2.パーツ1の傾き具合を見て、バランスが良いと思うまで端材を積み重ねていく。
※私は5㎜厚の端材を3枚重ねました。
大人用だと胸パーツ自体が大きいので、もっと高さを上げた方が良いと思います。
土台のパーツを組み合わせる
1.端材と土台をG17ボンドで接着。
2.コスプレボード3㎜を端材の上からかぶせるように乗せ、G17ボンドで接着。
(上の画像、左下の図)
黒い布を貼る
土台全体を包むように、黒い布をG10ボンドで貼る。
(シャツと同じような質感の生地だと、目立たなくて良いです。
私は黒い合皮の裏側がたまたま似ていたので、裏側を使いました)
側面(上側)から見た写真
裏側
パーツ1~4を乗せる
パーツ1~4をバランスよく配置し、G17ボンドで接着する。
端材部分が頂点となります。ここにパーツ1とパーツ2の端が乗っかるように配置してください。
土台が曲面なので、パーツ1は土台に接着できる範囲が少ししかないかもしれませんが、大丈夫です。
G17ボンドは強力なので、しっかり接着できていればグラつくこともありません。
パーツ6
飾り部分です。
1.砂時計のようなデザイン(赤いテープに乗った黒い箇所)を描く。
大きさはパーツ1とパーツ1の間に収まるくらいです。
2.コスプレボード1.5㎜にデザインを写し、切り取る。
※シール付きの黒いコスプレボードだと、切って貼るだけなのでとても楽です。
白いコスプレボードで作る場合は、黒く塗装します。
3.赤いビニールテープをパーツ1とパーツ1の間に貼る。(裏に瞬間接着剤をつけてしっかり貼る)
4.2で作った飾りパーツを3の上に貼る。
5.パーツ1とパーツ2・4の間にWのような模様を作る。
コスプレボード1.5㎜(黒く塗装するか、黒でシール付き)を細く切って貼る。
※Wの形に切りぬいたボードを貼る方法だと、サイズ調整が難しいです。
そこでマッチ棒を並べるように、
\ / \ /
↑こんな感じで1つ1つ短く切って貼り、また切って貼るを繰り返すと、
デザインを描かなくてもピッタリサイズで簡単に貼れると思います。
パーツ同士の間が狭いので、ピンセットや毛抜きを使うと貼りやすいです。
パーツ7
赤いビニールテープを細く切り、パーツ1の横にV字に貼る。
(テープ裏に瞬間接着剤をつけてしっかり貼る)
面ファスナーをつける
土台の裏に面ファスナーをつける。
チクチクしたオス側をシャツに縫いつけ、ふわふわしたメス側をG17ボンドで土台裏に貼る。
これで胸パーツは完成です。お疲れさまでした!